こんばんは!
今回のトピック、貧血は、体内に循環する赤血球の数が減少することによって起こってしまう症状。特に女性は結構身近に感じる人も多いんじゃないかと思います。
現在、アメリカでは300万人以上の人が、世界に目を向けるとなんと16億2000万人がこの症状で悩まされているというんだから、やっぱりかなぁり身近なものなんですね…この数字にはビックリしました。(1)
ということで、今回はめちゃ身近な貧血について見ていきたいと思います!
目次
そもそもどんな症状がある?
身近すぎて大体想像がつくかもしれませんが、おさらいがてら見ていきましょう!
- 顔色が悪くなる
- 不整脈
- 息切れ
- 胸の痛み
- 頭痛
- ふらつき
とまぁ大体いつものアレかというラインナップでしたね笑
ただ、軽度の場合は症状がほとんど見られないということはあまり知られていなかったかもしれません。なので、私たちが貧血だなぁと感じる時は
「結構やばいよ〜」
という身体からのSOSなんです。
そして、貧血は貧血でも実はいろんなタイプの貧血があるってことはあまり知られていないと思います。
- 再生不良性貧血…発熱、感染症にかかりやすい、発疹
- 巨赤芽球性貧血…過敏症、下痢、平滑舌(表面が平になって光沢が見られる症状)
- 吐血性貧血…尿の色が濃い、発熱、腹部の痛み
- 鎌状赤血球貧血…足と手の痛みを伴う腫れ、疲労
貧血と一言で言っても、こんなにいろんな貧血があって、症状もちょっとずつ違うのは結構新しい発見だったんじゃないかと思います。
そして症状も様々。
では、原因について見ていきましょう。
貧血になる原因って?
私たちの身体の身体の中には、酸素を運んでくれる赤血球がいるわけなんですが、そもそも、どうしてうまく酸素が運べるかというと、ヘモグロビンというタンパク質が赤血球の中にいるからなんです。
このヘモグロビンの中には、鉄が隠れていて、鉄は酸素にくっつきたがりの性格なので、うまぁく全身に酸素が回っていくって仕組みなんです。
ただ、この赤血球がうまく機能していないと酸素が全身に回っていかなくて、貧血になってしまうというサイクルなんですが、貧血になる原因は幾つかあるみたいで、そのタイプごとに起こる貧血も違うみたいです。
…ということで、早速原因とその中の代表的な貧血の種類についてグループ分けして見ていきましょう!
出血による貧血
一番知られている貧血というと、鉄が不足して起きる鉄欠乏症貧血なんですが、これがここに分類されます。
出血しても、
「やっぱり液体で満たしたい!」
という血管くんのために血流の外から水を取り込もうとします。そうして水が増えていくことで血液が薄くなっていって、その結果として赤血球も薄くなっていくんですって。
液体で満たしたい!という血管くんの欲求がゆえに貧血になってしまう私たちなのです。
血管の欲求に振り回されているようじゃ、自分の欲求にも打ち勝てませんな笑
出血というと、手術や出産時、がんや胃潰瘍が原因で起こったりしますが、女性として一番身近なのは月経ですね。
この時期は特に気をつけたいものです。
赤血球の生成の減少、低下による貧血
骨髄は、骨の中心にある柔らかくてスポンジ状の組織ですが、赤血球が作られるためには絶対になくてはならないもの。というのも、ここでは幹細胞というものを作っていて、それが赤血球を作り出してくれるんです。
この幹細胞はとても最強な細胞で、他の細胞を作り出すことも出来るし、全く同じ細胞に分裂することも出来るんです。
ただ多くの病気が骨髄に悪い影響を与えてしまうので、結果的に赤血球がうまく作られなくなってしまうんですね。
例えば白血球が以上に増殖してしまう白血病などがあります。
赤血球が減少する、または、なくなってしまう時に起こる貧血にはこんなものがあります。
- 鎌状赤血球貧血…赤血球は丸いものですが、三日月形になってしまって、変な形だから小さな血管に詰まり、痛みが伴う場合も。
- 幹細胞の問題…再生不良性貧血という貧血は、幹細胞がほとんど、または、全く存在しない場合に起きちゃいます。
- ビタミン欠乏性貧血…ビタミンB12と葉酸は赤血球を作るのにとっても重要なので、不足してしまうと赤血球がうまく作られなくなってしまいます。これが原因で起こる貧血は巨赤芽球性貧血です。
赤血球が破壊されることによる貧血
赤血球の寿命は、なんと…
120日
と言われていまして、約4ヶ月も寿命があるみたいです…ワンシーズン単位で活動するわけですね。(2)
赤血球たくさんあるから、グループ活動になりそうですね…ワンシーズンごとだから
ウィンターガールズ、スプリングボーイズ、サマーおばあちゃんず、オータムアンクルとかそんなグループ組んで活動してくんですかね。。
いやぁ我ながら意味がわからなさすぎて怖いし、なんでアンクル出てくるんだよ、おじちゃんだけなんで出てくるんだよというツッコミ大募集なんですが、寿命的に考えると、こんな感じですよね。(違いますよね)
この分類に入る貧血が自己免疫性吐血性貧血なんですが、これは体の免疫系の細胞が赤血球のことを
こやつは異物だど〜!!!やっつけるど〜!!!
と、ガチで攻撃するわけなんです。
自分の中の良い細胞を標的にしてどんどん破壊してしまうので、結構怖い貧血です。
…とまぁ以上3種類が原因になるわけなんですが、結局は赤血球の問題なんです。(ざっくり)(3)
そして、
え、貧血の種類多くない?
って絶対になったと思います。
なりましたよね?
なってないと思った方も大丈夫です、絶対になっていますし、なりますから。
貧血の種類は◯◯種類ある!?
いや、貧血は貧血で1種類だよ!
と思っていたのは私だけじゃないと思いますが、さっき
あれ…貧血って1種類じゃないんだぁ
ってなったかと思いますが、実際何個あると思います?
実際…
…なんと
…驚くと思いますが、
…驚いて欲しいんですが
…驚く準備はできましたか?
(もうそろそろ引っ張るのやめて)
なんとですね…
400種類以上あるんですって!
ふへ???
ほ???
そうなんですよ、なんとなんと400種類以上もあるんです!
もう信じられませんよね。
今までいろんな貧血の名前を出してきましたが、ほんのほんの一部に過ぎないんです。
先ほど貧血の原因については3つ紹介しましたが、400以上の貧血はこの3種類に分類されるんです。
こんなにも多くの貧血があるのに、たった3つに分類することができるという…それだけ赤血球が貧血に大きく関わっていることがわかりますね。
治療はどうやって行う?
様々な治療法がありますが、全てにおいて行われているのは
「赤血球の数を増やすこと」
と
「血液が運んでくれる酸素の量を増やす」
ことが何よりも大事になってきます。
そして、この2つとプラスαでそれぞれの貧血によって治療方法を変えていくって感じなんです。
具体的にどうしたらいいのか、代表的な貧血について見ていきたいと思います。
- 鉄欠乏性貧血…食事での改善がベターだけど、サプリメントでも可能。ちなみに私も飲んでます。特に貧血気味ではないけど。
- ビタミン欠乏性貧血…またこれも食事の改善がベターですが、サプリメントや点滴注射などもあり。
- 慢性疾患…貧血も気になりますが、まずはその治療に専念しましょう。
- 鎌状赤血球貧血…静脈注射や輸血、葉酸サプリメント
などがあるようです。
とはいえ、自分で判断するのも危険なのでまずはお医者さんに相談するのが良さそうです。
貧血のリスクが上昇する要因ってある?
これまでも結構上げていますが、もう一回おさらいしていきましょう。
- 月経
- 妊娠、出産
- 1〜2歳までの子供
- ビタミン、ミネラル、鉄分の少ない食事
- 手術や怪我による出血
- 糖尿病、腎臓病、がん、心不全、肝疾患などの疾患
- 胃腸の障害(栄養素の吸収に影響しちゃうから)
これを見ても女性は貧血になりやすいんですよね。
私も含めた、女性の皆さん。
日々、貧血にならないような食事を取って行って、貧血とはおさらばだ!
ということで、どんな食べ物を摂取して行った方が良いか…じっくりと見ましょ。。
食べ物から改善して貧血を解消しよう!
貧血の原因が栄養が不足していることで起こっているなら、鉄分を多く含む食事にすることで貧血とはおさらばできるど〜。
ということで、鉄分が多く含まれている食べ物見てみましょう!
- ケール、クレソン
- 豆類
- 玄米
- レバー
- ナッツ
- 貝類
- 豆腐
- 卵
- ドライフルーツ
と、まぁこんなラインナップなんですが、注意点があります。
レバーや貝類については、妊娠中の方が食べるのはあまりオススメできないのでその点は注意した方が良いです。
生牡蠣とか、ホルモンとかって時々当たったりしますよね。そうやって細菌やウィルスが含まれている可能性があったりするので食べない方がよさそう。
生牡蠣もホルモンも本当に大好きなんですが、あるホルモンを食べると、食べるたびに当たるという、ホルモンに嫌われた人生を送っております笑
その日の深夜に悶えて、
「あ〜〜寝れない〜お腹痛い〜」
って言いながらトイレを徘徊しまくるわけなんですが、やっぱり大好きなので食べることはやめないんですよね。
毎回当たるのに、食べちゃうっていう本当にこの揺るがない食欲。。
もはや、ホルモンへの愛は賞賛に値すると思うんです。
相手は振り向かないのに、追いかける恋愛のようです。(そんな恋愛は面倒なのでしたことないです、あくまでもイマジネーションの世界です)
貧血だと診断するためにどうしてるの?
一般的な方法は血球計数と呼ばれる、血液成分や赤血球などの数や大きさを見ることができる血液検査で判断しているみたいです。
自分の血の状態を知るだけで、健康状態やその他の病気、例えば白血病や腎臓病じゃないかどうかまで知ることができるという、血液って本当に私たちのすべてを知っていると言っても過言ではない感じ。
とはいえ、数値が低いから不健康だとか貧血だとか、もちろんそれだけで判断されるわけではないですが、目安にはなるみたいです。
いかがだったでしょうか、割と身近な貧血でしたが知らないことも盛りだくさん。
特に女性のみなさん、私もですが、貧血にはならないように日々の食事から少しずつ改善していきましょ!
MISATO
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